スウェーデンへの理解を深める書籍5選
前回の記事「永久保存のススメ『TRANSIT 19号 美しき北欧』」に続き、読んでより興味や理解を深めるスウェーデン、ということでスウェーデン関連の書籍について。監修者の家にはそれはもうマニアがよだれを出して喜ぶのではないかというお宝本が満載なのだけれど、いかんせん現在では販売されていないものが多いので、現時点で入手可能な比較的新しい本を5冊+オマケ1冊をピックアップ。

当然書籍やテレビ等のメディアでは伝えきれない部分もあるし、このサイトの目的としては、最終的には現地スウェーデン(もしくはその隣の国であったり、日本とスウェーデンの間にある国々であったり)へ飛んで、実際に様々なことを体験して欲しいというのが大前提であるのだけれど、まずはそのきっかけとして、実際に読んで好印象だった本をご紹介。 (続きを読む…)

TRANSIT19号 美しき北欧

そのマニアックぶりがツボで時々チェックしていた『旅行人』が休刊となってしまい、嘆き悲しむ一方で、『TRANSIT』がいつかスウェーデンや北欧特集やってくれたりしないかしら…と妄想、いや夢を抱いていたところ、Dreams come true!本当に現実のものとなった、『TRANSIT(トランジット) 19号 美しき北欧』。ネット上で告知情報を見てすぐ手帳に印をつけ、今か今かと12月を待ちわび、珍しくも発売日当日に地元の本屋に寄ったところ…まさかの「仕入れておりません」のお言葉。地元の小さな本屋さんでは予約しておかないとダメだったか~と気を取り直し、改めて大型書店でゲット!ずっしりとした重みさえも愛おしくなる、この達成感たるやかなりのもの(笑)。

さていそいそとページをめくってみると…とにかく写真が美しい。プロの写真家が撮っているのだから、美しいのは当然なのだけれど、雑誌のサイズがA4変形なので、大きなサイズでじっくり写真を楽しめるのがまず嬉しい。今回の特集では、スウェーデンの他、フィンランド、ノルウェー、デンマークの4ヶ国が対象になっていて、スウェーデンの部分は『シンプルを楽しむ 北欧の幸せのつくり方』でも写真を担当された加治枝里子さんによる撮影。『シンプル~』でも写真がとてもきれいなのだけれど、本のサイズがA5版と少し小さめなので、大きいサイズで写真を見れたらもっと素敵なのになぁ…と思っていたところの今回の『TRANSIT』。本当に写真を眺めているだけで飽きない。 (続きを読む…)

スウェーデンと日本の「福祉」の差

以前別の記事でも少しふれたけれど、インターネットもないウン年前、このサイトの監修者がスウェーデンに興味を抱いた時、スウェーデンに焦点をあてた書籍や雑誌といえば、その多くが「高齢者福祉」といったテーマを中心にしたものだった。

この「福祉」という言葉、私自身様々なスウェーデン人と接する機会が増えるにつれて、少し言葉の意味というか、概念が異なっているような気がすることにある日気がついた。私個人は、以前は「高齢者福祉」「児童福祉」といった言葉に代表されるように、「何らかの事情でサポートを必要としている立場の人へ、国が支援を行うもの」と漠然ととらえていただけだった。

諸々の税金は高いものの、国民の満足度が高いスウェーデン社会。夏休みは数週間から1ヵ月といったまさしく長期休暇。前回の記事にも書いたように、育児休暇は両親あわせて480日。学校は学費無料で、一度働き始めた後に再度大学に入学して学びなおすことも一般的。その他「folkhögskola(国民高等学校)」と呼ばれる学校で、音楽やテキスタイルなど様々なコースを受講することも可能。つまり何歳からでも学びたい時に学ぶことができるという、まさに生涯学習の環境が整っている。 (続きを読む…)

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